kuriharaのブログ

ゴルフと電子工作と山での暮らし。ありもの使い、ないもの作り。

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左右分離型キーボードMistel Barocco MD650L 分解と修理(1)

元々収集癖があって気に入ったツールは、予備品や保守部品を集めてしまいます。

分離型キーボードのお気に入りMistel Barocco MD650LはCherryの薄型スイッチMLを使っていて、他のキーボードにはあまり使われていません。そのためか?最初から予備のMLスイッチが1個入っています。

保守交換用のMLスイッチの海外通販を悩んでいると、幸いにもジャンクということで手ごろな値段で出品されていたので本体ごと買ってしまいました。
ジャンクの理由は左側のmicroUSBコネクタがもげているためでした。

左側を分解

他のBaroccoの分解を参考に、ケースの六角ネジとキャップ下のプラスネジを外すだけで簡単に分解できました。
www.smart-max.jp

基板の部品は、面実装タイプのICやダイオードをリフロー、MLスイッチをフロー、コネクタを手付けしています。
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基板のmicroUSB部分

microUSBは基板のスルーホールに差し込むタイプのコネクタで丈夫なはずなのですが、肝心なスルーホールのところにハンダが入っていません。
CN5のシルク文字の周囲GNDの真ん中にハンダが盛り上がっています。
このハンダでコネクタが浮いている状態でハンダ付けしたのかな?
周りにフラックスの跡も見えないし、クリームハンダにコネクタを乗せて、浮いている状態でリフロー?

裸眼で見る限りUSBのラインのランドは、剥がれていないように見えます。
これならハンダを付け直すだけで修理できそうです。

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ついでに部品の記録

コントローラはHOLTEK HT32F1654で32-bit ARM® Cortex™-M3 Microcontrollerみたいです。
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