ふと、手元にあったUSB Safety Tester を使って自作キーボードのPiPi GherkinとKleine Gherkinの消費電流を測ってみました。
サイズ違いでも同じ30キーのキーボードなので、同じ動作をするファームウエアが動いています。
キーを押していないので、マイコンボード素の消費電流が見えていると思います。
電源電圧はUSBの5V入力、消費電流はPro Microの20mAに対し、Raspberry Pi Picoは約半分の10mA程度ということがわかりました。
ちなみに大好きなLチカ、LEDを光らせると1個あたり10mA程度と概算しています。
最近のNeoPixelのLEDは、輝度調整で電流(平均)も減らせるので便利です。
Raspberry Pi Pico搭載の自作キーボードPiPi Gherkin
Pro Micro搭載の自作キーボードKleine Gherkin
Raspberry Pi Picoの電源回路
Raspberry Pi PicoはRT6150というDC/DCコンバータを使っています。
他のPR2040を使ったコントローラボードは、リニアレギュレータを使っているため、約33%の電力をリニアレギュレータで消費します。Raspberry Pi PicoはDC/DCコンバータによって、効率がいい電圧変換を行っています。RT6150のデータシートをみると効率は80~90%程度ありますので、電力の無駄使いを他のコントローラボードと比べて約1/3~1/2に抑えています。
おまけに昇降圧のDC/DCコンバータを使って、バッテリー駆動にも使いやすい回路になっています。