kuriharaのブログ

ゴルフと電子工作と山での暮らし。ありもの使い、ないもの作り。

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1%のオープンソースキーボード isopad をSeeed XIAO RP2040 でLチカ

はじめに

isopad はTom Barnes (@bom_tarnes) / Twitterさん設計のISO enter キーを使った1キーのマイクロパッドです。

twitter.com

ライセンス

基板のガーバーデータや3Dプリントのデータは、gitにCC0 1.0 Universalライセンスで公開されています。感謝します。

github.com

部品の入手方法

キットの通販

UKのMechboardsから通販できます。
ISOPad – Mechboards

組立の参考情報

参考となるビルドガイドです。

isoPad build guide!
imgur.com
note.com

データの入手先

gitからガーバーデータとstl、VIA対応のhexファイルをダウンロードします。
github.com

基板とケースの発注

基板と3Dプリントは(いつもの)JLCPCBへ発注しました。

JLCPCBは、PCB(プリント基板)を5枚2ドルから作れるのに加えて、日本の新規ユーザーは30ドルのクーポンがもらえます。

それ以外に現在7ドルクーポンが使えます。

最近、私はPCB、3DプリントともにJLCPCBを使っています。

twitter.com

基板は30枚で7.2ドルでした。
(実際は7ドルのクーポンを使ったので、支払いは0.2ドル)
送料はStandard Global Direct Lineを使って3.9ドルでした。
基板データレビューは、何事も無くすんなりと終わりました。

ケースは2種類を発注しました。
MJFのPA12-HP Nylonが4.5ドル
SLAの9000R Resinは1ドルだったので3個作りました。
こちらも送料はStandard Global Direct Lineを使って3.9ドルでした。

3Dデータレビューでは、「底の厚みが1.5mm、2mmないと変形する恐れがあります。データを修正しますか?変形のリスクを受け入れますか?」とメールが来ます。
「変形するリスクを受け入れます。」と返信すると支払いに進みます。

実際に受取ったケースは、MJF,SLAの2種類とも変形などの問題はありません。


1台目の記念撮影

isopadは全体のデザイン、この中にProMicroを入れ込んだ構造、配置設計すごいですね。

完成記念に毎週日曜日楽しみ、Twitterで開催のKEEB_PDに参加しました。



LEDをRGB化したい

1台目は、スタビなし以外はオリジナルの設計どおりに作りました。
でも、もともと欲が深いたちなので、README.mdのFAQどおりにLEDをRGB化したくなってしまいます。

FAQ:
Can it do RGB? Not easily. You can wire RGB strips to the spare pro micro pins, perhaps.
Can I turn the LED off? Yes, unplug the isopad :D

基板の改造

LEDの基板パターンは、スルーホールになっているので、手持ちのSMDLEDを取り付けるため角穴を開けます。

基板の配線パターンが切れる > 手配線が必要 > ついでに高さを低くするために Kailh Choc V2に変えよう > せっかくのNeoPixelのLEDだから数を増やそう。。。と勢いづいていきます。

スイッチの端子用の穴開けは、ピンバイスを使います。

SK6812MINI-Eの取付け穴はスタビライザーの穴を使います。

大きい丸穴はそのままSK6812MINI-Eが入ります。

小さい方の丸穴は、四角のヤスリを使って加工します。

手配線

LEDは木工ボンドで固定。
LEDの配線は、交差を少なくするために、内周りにGND、外周りに3.3Vを配線します。
その間をシリアルラインDIN、DOUTを数珠繋ぎに配線します。




コントローラはSeeed XIAO RP2040

コントローラはオリジナルのProMicroからSeeed XIAO RP2040に変更しました。
理由は、買ったばかりで使いたかった。


NeoPixelのコラム

SK6812MINI-EなどのNeoPixelのLEDは5V電源です。RP2040などのマイコンは3.3V電源が主流になっているので、3.3V出力からレベルシフトを介して、5V入力信号を入れるのが常道です。

NeoPixelの仕様と電源を3.3Vで動かしている事例がないか?と探すうちに下の情報を見つけました。(追記)秋田先生の記事でした。http://akita11.jp/

下のリンクの2枚目の写真(ホワイトボードの回路図)とその下に内部回路の解説とがありました。

RGBの3個のLEDを直列に繋いでそれぞれの並列のMOSFETで電流経路を切り替えて電流制御しています。

電流制御なら、電源電圧を3.3Vに下げても各LEDのVf差を吸収し、RGBの輝度差はでなさそう。。。と基板内はUSBの5Vを使わずに3.3Vの単一電源にしました。

ifdl.jp

† お苦しみ袋 † のChoc V2

高さを低くするためにKailh Choc V2を使いました。これは、游舎工房の † お苦しみ袋 † に入っていたものです。

効果の写真
 

2台目の記念撮影



余り基板のおすそ分け

30枚作った基板の余りをメルカリに出品しています。iospadで検索してください。

お得なキャンペーン情報

最近は、コントローラボードの作例にキーボードが増えて嬉しいですね。

Seeed XIAO RP2040

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カスタムデザインには、Seeed XIAO RP2040が含まれている必要があります。

https://blog.fusionpcb.jp/blog/?p=2679blog.fusionpcb.jp
www.seeedstudio.com

XIAOメカニカルキーボードコンテスト

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お得な3Dプリント情報

いつもJLCPCBを紹介していますが、同じ中国の3Dプリント、CNC加工メーカのWeNextもお勧めです。

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