kuriharaのブログ

ゴルフと電子工作と山での暮らし。ありもの使い、ないもの作り。

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オープンソースPCBのCantor Keyboard Remix (36 keys)を組立てました。

はじめに

オープンソースPCBのCantor Keyboard Remix (36 keys)を組立てました。
基板画像のピン数からRaspberry Pi Picoと思い込み発注し、後からBlack Pillというマイコンボードが必要だった。。。。。。という続きです。

kurihara.hatenadiary.jp

Cantor Keyboard Remix (36 keys)

Cantor Keyboard Remix は、Niloさんが42キーのCantor Keyboardの外側2列を省いて36キーにリミックスしたキーボードです。

github.com

LEDやダイオードがいらないので、ハンダ付けが簡単な自作キーボードです。

ライセンス

GNU General Public License v3.0 で公開されています。
github.com

Cantor Keyboard

ベースとなったキーボードです。

GitHub - diepala/cantor: Cantor keyboard, a 42 key diodeless split keyboard.
https://github.com/diepala/cantor/raw/main/assets/cantor_keyboard.jpg

Black Pillについて

Black Pillは、STM32F401CCを使ったマイコンボードです。Pro Microが高騰、STM32マイコンが枯渇している中で、Black Pillは400円程度で手に入ります。

https://ja.aliexpress.com/item/4001062944589.html?spm=a2g0o.order_list.0.0.62db585a1xy8vH&gatewayAdapt=glo2jpnja.aliexpress.com

発注履歴

Cantor Keyboard Remixはリバーシブル基板のため、端数がでないように10枚発注しました。
発注先は、いつものJCLPCBです。

発送には、Economical Global Direct Lineを使ってトータル10日で届きました。
現在は、OCS Expressが使えるようになっていますので、もう数日早く着くとおもいます。

Shipping Charge: $7.71
Order Total: $20.71

2枚1組で、600円程度です。

いつもの青い箱で到着しました。

組立

ファームウエア

ファームウエアはQMK firmwareです。
ファームウエアは、Cantorをそのまま使うように書いてあります。

ただ、私はQMK firmwareが久しぶりで、QMKのバージョンアップでエラーの繰返しでした。
検索、トライの繰返しで、メモする余裕も無かった。(^^;

なんとかmakeできましたが、書込みもPro Micro以上に苦労しました。

  1. BOOT0 ボタンを長押し
  2. NRST ボタンを押して放す
  3. BOOT0 ボタンを放す

を繰返し。

どこかに、「チップを指で温めろ」と書いていたので、温めながら20回ぐらいBOOTしているうちに書込めました。

組立の記録

当然かもしれませんが、すんなりと動きました。

アルバム

KEEB_PDという、毎週日曜19:00~21:00にいい感じのキーボードの写真をツイートするイベントに参加しています。



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JLCPCBは、サイトのユーザインタフェースが使い易いのも気に入っています。
例えば、ファイルマネージャにはアップロードしたデータ(見積りだけ、キャンセルを含む)が残っていて、ファイルをクイックすると見積の画面が開きます。
以前にまとめてオーダーしたものから1部を発注したり、特に3Dプリントでは素材を変える操作が簡単です。


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