はじめに
自作キーボードを作っているとRGBLED SK6812MINI-Eが点灯しないなど壊してしまうことがあります。
ハンダコテ1本使ってSK6812MINI-Eを取替えようとするとランドや配線パターンまで剥がして途方に暮れることもあるでしょう。
約1年前のXポストにいいねもらった機会にここにまとめておきます。
ジャンクキーボードを入手
YMDK Air40 Aluminum Kit のジャンク品です。
日曜ですね。おはようございます。
— 𝕜urihara (@kurihary) 2023年12月9日
フリマのジャンクキボをLチカさせる。 pic.twitter.com/e9L9cdJ7Gh
LEDが故障して、修理しようとして3カ所SK6812MINI-Eのランドを剥がしたそうです。
各SK6812MINI-Eには、2ヶ所程度ランドが残っていたので購入しました。
修理
SK6812MINI-Eを固定して、隣のSK6812MINI-Eのピンから直接ジャンパしてもいいのですが、できるだけ見た目良く修理したいとひと手間かけました。
- リュータを使ってレジストを剥がして、配線用の銅パターンを露出させます。
- ランドパターンが残っている箇所を使って、SK6812MINI-Eをハンダ付けします。全パターン剥がした時には接着剤などを使って、SK6812MINI-Eを固定します。
- 細い裸銅線を使って銅パターンとSK6812MINI-Eのピンを繋ぎます。フラックスを銅パターンと裸銅線の双方に塗って、予備ハンダしてからハンダ付けした方がいいと思います。*1
写真は、Xの方で拡大してください。
配線部分のレジスト剥がして、不足している配線を細い銅線で作っていく。 pic.twitter.com/Pek0dsNscu
— 𝕜urihara (@kurihary) 2023年12月10日
再レジスト
UV硬化レジストを使って pic.twitter.com/PXuBrcxdIZ
— 𝕜urihara (@kurihary) 2023年12月10日
UV硬化レジストにUVライトを当て、硬化させます。
昔はUV硬化レジストといえば、緑だったのですが、今は赤、青、黄色など各色揃っています。
アニキサスいないよな👀 pic.twitter.com/z1ZfMgNd47
— 𝕜urihara (@kurihary) 2023年12月10日
UV硬化レジストは剥がした銅パターンの上だけ(SK6812MINI-Eのピンにかけない)ようにします。
足した銅線のハンダ部だけレジストかけておけば、次のLED交換が楽になります。 pic.twitter.com/D4VG36XoBj
— 𝕜urihara (@kurihary) 2023年12月10日
*1:肝心の写真がない。。。