半導体不足の中でも供給が安定していたRaspberry Pi Pico。
搭載チップのRP2040もいろいろなコントローラーボードに使われていて迷うほどです。
自作キーボードに使われるコントローラーボードには、Pro Microを意識したものがあります。
adafruit KB2040
SparkFun Pro Micro - RP2040
そんなRP2040に新しいボードが出ました。$3台とお安く売っています。
なんかっぽいサイズのやつhttps://t.co/dDr8bi0VmA
— 堕落猫 (@daraku__neko) 2023年8月13日
はてなよりもXの方がカードが綺麗ですね。(Xは表示が頻繁に変わる?)
Pro Micro RP2040
SparkFunの赤い Pro Micro - RP2040ではありません。
試したみたところ、Pro Micro(ATmega32)のフットパターンに対してUSBコネクタ側を1ピン余らせればGND,VCC(3V3),RSTが一致します。
基板シルクの表示が合っていそうです。写真が追加されています。
Pro Microをそのまま載替えできそうな予感。。。😃
Pro Micro RP2040はGND,5V,3V3はシルク表示どおりの電圧だった。(Gは繋がっている)
— 𝕜urihara (@kurihary) 2023年8月22日
USB側を1ピン浮かせば、置換えできそう。😃 pic.twitter.com/6p8JoDzs9u
裏面にBOOTのシルクがありました。タクトスイッチを押さなくても裏面からBOOTできます。
Pro Micro(ATmega32)を裏返しに取付ける自作キーボードにハンダ付けしてもBOOTできる。🎉
Xのリンク(カード)はスレッドの一部です。
Xを開いて、スレッドを読んでいただくと楽しいかも。。。(^^)
部品側のG(シルク)とショートして電源入れるとBOOTできます。
— 𝕜urihara (@kurihary) 2023年9月22日
小さいタクトスイッチをハンダ付けしてもいいですね。 pic.twitter.com/9n7NehHtMJ
例のブツが届いたので、SU120の配線を終えたら取り付けてみます!
— 良吉 (@is_watering) 2023年9月22日
BOOTやRESETスイッチが付いてるので、Pro Microを裏側に取り付けるタイプのキーボードは向きに注意ですね pic.twitter.com/lJvti92SFo
OLEDの動作確認終わり!
— 良吉 (@is_watering) 2023年9月25日
Pro Microと同じく、GP2がSDAでGP3がSCLのようです pic.twitter.com/W8Ew4fq6eY
回路図
まだ見つかりません。
ピン配置
やっと見つけました。
黒Pro Micoro RP2040 ピン配あった。https://t.co/ivJO0VreJz
— 𝕜urihara (@kurihary) 2023年10月24日
AliのWIN WINのサイトのピン配置はPico Mini RP2040だけです。
フットプリント(20240223 追記)
良吉さんが公開しています。
KiCad用のフットプリント、シンボルを公開しました!
— 良吉 (@is_watering) 2024年2月4日
現時点で用意しているフットプリントは以下になります。
RP2040-Zero、ProMicro RP2040、AZ1UBALL、StickPointVhttps://t.co/qyHUYjRBB4 pic.twitter.com/bw6FzFWdWT
SparkFun Pro Micro - RP2040 との互換性
自作キーボードに先行して使われてたSparkFunの赤い Pro Micro - RP2040とピン配を比べます。
ここでもUSBコネクタ側を1ピン余らせればGND,VCC(3V3),RSTが一致します。ソースがあればそのままで動く。
とりあえずLチカ
PRK_firmware を使って、オンボードの赤色LEDをLチカしてみました。
Pro Micro RP2040 を #PRK_Firmware でLチカ
— 𝕜urihara (@kurihary) 2023年8月22日
LED横のシルクを信じてGPIO17です。 pic.twitter.com/sDt1uwxsTS
PRK Firmware
PRK Firmwareは自作キーボード用のファームウェアです。
PRK Firmwareは、uf2のインストールに1回、keymap.rbのコピーに1回、2回のドラッグ&ドロップで簡単に動かすことができます。
PRK_firmwareなら単体のLEDよりもNeoPixel LEDのRGB Lチカの方が簡単かも。(^^;
ファイルのダウンロードとドラッグ&ドロップ、必要なのはPCとテキストエディタだけです。
NeoPixel LED RGBのLチカも素早くできます。
PRK Firmware
PRK_Firmwareの最新版をダウンロード、ブートボタンを押しながら認識されたドライブにドラッグ&ドロップします。
はすみきん さんの記事を参考に
shimane.monstar-lab.com
一般的なLチカのkeymap.rb
GPIO_OUT = 1 GPIO_IN = 0 HI = 1 LO = 0 # Pro Micro RP2040は、GPIOの17番が # ボード上のLEDにつながっている pin = 17 # そのピンを初期化 gpio_init(pin) # そのピンを出力ピンとして設定 gpio_set_dir(pin, GPIO_OUT) # 無限ループ while true # 出力をハイに(電圧をかける) gpio_put(pin, HI) # 1秒休み sleep 1 # 出力をローに(電圧をゼロにする) gpio_put(pin, LO) # 1秒休み sleep 1 end
NeoPixel LED RGBなLチカのkeymap.rb
# Alphalpha+ RP2040 ZERO # Initialize a Keyboard kbd = Keyboard.new # Initialize RGB class with pin, underglow_size, backlight_size and is_rgbw. rgb = RGB.new( 3, # pin number RP2040 ZERO 7, # size of underglow pixel 0, # size of backlight pixel false # 32bit data will be sent to a pixel if true while 24bit if false ) sleep 1 rgb.effect = :swirl rgb.speed = 28 kbd.append rgb # `kbd` is an instance of Keyboard class that should be newed in advance kbd.start!
Nomu30のPro Micro(ATmega32)を交換
Nomu30のPro Micro(ATmega32)から黒いPro Micro RP2040へ交換、ダウンロードと2回のドラッグ&ドロップ(ファイルのコピペ)で動きました。
Nomu30をRP2040に変える pic.twitter.com/ZOmOnxP39l
— 𝕜urihara (@kurihary) 2023年11月2日
Nomu30のkeymap.rb
ということは
RP2040を載せた$3台のマイクロコントローラボードがその他のキーボード用のファームウェアが使えるということです。
Pro Micro と電源端子互換なので、既存の自作キーボードにも使えるということです。
KMK
Kermite
アルバム
Keyboard: Nomu30
— 𝕜urihara (@kurihary) 2023年11月5日
Switch: Zeal tealios v2
Keycap: PBT DYE-SUB SA Profile Double Shot#KEEB_PD #KEEB_PD_R171#自作キーボード #MechanicalKeyboard pic.twitter.com/BoXT756Gyk