オープンソースの曲がる基板『dactyl manuform flexible pcb 』を紹介します。

はじめに

キーボードに限らず、プリント基板(PCB)といえば平面なので、ケースに入れる時にはコネクタの出し方で苦労することがあります。

ケースを設計するときは特に悩むところではないでしょうか。
渡りのケーブル、フレキシブル基板などの解決方法がある一方で、個人で楽しむにはお財布が軽くなるのが悩みですよね。

しばらく前に曲がる基板についてツイートしていた情報をまとめておきます。

dactyl manuform

2021年末にhttps://twitter.com/ngmdesignさん設計のGherkin 3D Print Caseをプリントした時にTwitterのスレッドで紹介されていたdactyl manuformも3Dブリントしていました。

JLCPCBから青い箱が届いた。@ngmdesign さんデータと情報ありがとうございます。 pic.twitter.com/7dXSBQzKNH
— 𝕜urihara (@kurihary) 2021年12月25日

Gherkin 3D Print Caseを使った後、次は。。。。。
。。。下のようにハンダ付け特にNeoPixel LEDの取付けが難しそうなので積んでいました。

こてさきをうばわれた。ふりだしにもどる。 pic.twitter.com/78cPa3FmhE
— 𝕜urihara (@kurihary) 2022年2月27日

dactyl manuform flexible pcb

。。。。。どこからたどり着いたのか覚えていませんが、dactyl manuform flexible pcbという基板を見つけました。
dactyl manuform flexible pcbはJanaka Lianageさん設計のdactyl manuform基板です。
曲がることに加えて、若干長さも調整できるので3D構造の自作キーボードにも使えそうです。

This is in public domain. You can use this freely even for commercial purposes.
パブリックドメインです。商用利用でもご自由にお使いいただけます。

と書いてあります。ありがたい。

このdactyl manuform flexible pcbはJLCPCBの100×100mm,5枚$2の枠で作れると。

SK6812MINI-Eも使えて光る！！

oshwlab.com

V4のデータをダウウンロードしてJLCPCBへ発注します。

発注

JLCPCBへ注文をすると0.6mm厚でも確かに$2でした。
レジストは緑だけの対応です。色を変えると10倍以上の見積りになります。

JLCPCBからもらった$3のクーポンがあってので実際の支払いはPAYPAL代を入れて$4でした。

【注意】
現在、OCS NEPの送料は$1程度になっています。
一方で基板に追加料金が必要だったという情報もあります。
注文の際にはご注意ください。
2023/07/16 再注文しようとしたら値上りしていました。
どう考えても安すぎでしたね。😅

到着

9 月13日に注文を入れて、26日に届きました。

JLCPCBから青い箱届いた。
このサイズはじめて pic.twitter.com/kCwXKzRt4n
— 𝕜urihara (@kurihary) 2022年9月26日

曲がります

Flexible pcb designs for dactyl manuform keyboards.
すげー！！
0.6mm厚でこんなに曲がると思わなかった。
これが5枚、$2ですよ。　#JLCPCB pic.twitter.com/2UYw6cWfSO
— 𝕜urihara (@kurihary) 2022年9月26日