kuriharaのブログ

ゴルフと電子工作と山での暮らし。ありもの使い、ないもの作り。

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JLCPCBの格安3Dプリントで『Copy/Paste Mini Keyboard』の金属ケースを作りました。

はじめに

先週からのつづきです。

2%の オープンソースのCopy/Paste Mini Keyboardケースを金属の3Dプリントで作りました。
金属の素材は、ステンレスです。

先週はこちらです。
kurihara.hatenadiary.jp

Copy/Paste Mini Keyboardの紹介

Copy/Paste Mini Keyboard(これからC/Pkeyと省略します)は、thingiverseでケースの3Dプリントデータが公開されています。

手配線(ハンドワイヤー)と CircuitPython を紹介したサイトへのリンクがあるのみです。

私がこのケースに魅かれたのは、Pi Picoの穴を使ってケースに固定しているところです。
これなら、コネクタを挿す方向も安心できそうですし、上下のケース固定にもネジがいりません。

www.thingiverse.com

ステンレスケースの3Dプリント

3Dプリントの発注

3DプリントはJLCPCBへ発注しました。

JLCPCBの3Dプリント安いんですけど、さすがにSLM(Metal)はそこそこのお値段です。
C/Pkeyは2キーのキーボードで小さいので、失敗してもお財布のダメージ少ない。
試しにSLM(Metal),316Lを使ってプリントしました。

価格

JLCPCBの3Dプリント価格は、SLA Resinを使うとBottomの6.18 cm³でも最低単価の $1.00以内です。

SLM(Metal)金属のステンレス316Lを使うと
Top  2.90 cm³ $ 9.05
Bottom 6.18 cm³ $19.29    でした。

Shipping Charge: $4.48
Order Total: $32.82

日本の業者に注文すると最低2万円は取られますから、格安です。

納期

納期は、最安のEconomical Global Direct Line 8-14 business daysを使っても発注からで10日程度です。

この注文のあとにOCSが追加されて、OCS NEPなら$4.50 4-8 business daysで届くようになっています。


データのチェック

レビューで「Topの平面部分と円筒部分の厚みが薄い、破損、変形の恐れがある。リスクを容認できますか?キャンセルしますか?」とメールが届きました。

「連絡ありがとう。リスクを受け入れます。プリントしてください。」と返信すると、支払いへ進みました。
*1

到着

鑑賞

SLAのLEDO 6060 Resinと並べます。


梨地と表現すればわかりますかね。


加工屋さんから怒られそうなところも3Dプリントならできる。
その前にネジ使ったら!?


表面の凸凹の分、USB穴のはめあいの部分が厳しくなっています。
少し、ヤスリをかけました。


異素材の組合せも良さそうです。
ステンレスどうしは抜けなくなりそうです。

重さは70gぐらい、手で持つと重みを感じます。

素材を確かめる

アルバム

ここにKEEB_PD貼る

JLCPCBのお得な情報

新規ユーザの特典

現在、JLCPCBは新規ユーザは$54クーポンの特典があります。
加えてフォロー+DM=$10クーポンの特典もあります。

jlcpcb.com

https://twitter.com/JLCPCB_Japan

ファイルマネージャ

JLCPCBは、サイトのユーザインタフェースが使い易いのも気に入っています。
例えば、ファイルマネージャにはアップロードしたデータ(見積りだけ、キャンセルを含む)が残っていて、ファイルをクイックすると見積の画面が開きます。
まとめてオーダーした1部を発注したり、素材を変えたりの操作が簡単です。

*1:250mmぐらいの平面は2mm厚でも変形したことあります。

誤字、脱字や間違いはコメント欄で教えてください。m(_ _)m